大学のとき、同い年の宇野津という男に誘われ、アマチュア劇団「演人全開 血が滾ってきたぜ!(略称 血が滾)」というのを同世代で立ち上げて、芝居をやっていました。大学卒業する時期くらいにちょっと色々あって俺は辞めちゃったんだけど、そのあとも劇団は活動してて、俺は客として毎回観に行ってました。この2年間くらい公演がなかったんだけど、今回久々に公演すると言うことで、フォルツァ総曲輪に観に行きました。最近よくフォルツァ行きます(笑)
タイトルは「WAVE」。さびれた商店街にラジオ局を開設するっていう設定のコメディだったんだけど、かなり面白かった!特に前半の勢い溢れるドタバタ感、学生時代一番ノッてた時期の勢いを完全に取り戻してて、大いに笑わせてもらいました。劇団名のとおり、まさに「血が滾ってきたぜ!」って感じられる芝居になってたと思います。
それなりに人数出てたんだけど、そういうアマチュアの芝居って大体何人か「あ~、この人ちょっと下手くそだな・・・」って思う役者いるもんだけど(笑)、今回はそんな下手な役者がいなかった。みんないい味出してて息もピッタリ。特に、デブのオタク役の彼!見た目がかなりオタクっぽくて、そういう人ってあんな「いかにも!」って感じのオタク芝居をやりたがらないもんなんだけど、堂々と完璧なオタクを演じ切っていました。あのキャラは面白すぎた(笑)
ただ、後半は前半の勢いに比べて間延びするところがあったかな。後半シリアスなシーンが増えたから仕方ないんだけど、もっとテンポよく行ってほしかった。見せ場のセリフや芝居が「ちょっとクサすぎるなぁ」って感じたし、話の持って行き方にちょっと無理があってリアリティも薄かった。でも、全体的にはとても楽しませてもらいました。これからも血が滾の芝居を観に行くのが楽しみになった。
正直、俺が辞めて以降の血が滾、あまり面白いと感じない作品が続いた時期がありました。一時期はあんなに面白い芝居やってたのに何だよこれはって、ガッカリさせられた芝居もありました。で、そういう時に俺は、芝居だけを責めればいいのに「宇野津はもうおしまいかな」とか、人間性まで否定しにかかってたところがありました。でも昨日の舞台を観て、そう思ってしまったことをすごく反省しました。
芝居に限らずどんなジャンルの芸術でも、ってゆーかどんな仕事でもそうだけど、誰だって毎回いいものを100%出せる人なんていません。でも、作ろうとしない限り、作れないんです。失敗する可能性がありながらももがき続けて初めて面白いものが生まれます。俺はもう舞台に立ちたいとは思わないから、完全に観客として観ています。だからつまらない芝居をつまらないという権利はあるけども、面白い芝居を一生懸命作ろうと頑張っている奴等自体を否定する権利なんか、絶対ないんです。
今回宇野津は、こうして面白い舞台を俺たちに見せてくれた。最後の挨拶でちょっと感極まってたけど、あいつなりに本当に色々と思い悩んで、苦しんだことも多かったんだと思う。この場を借りて、お詫びとお礼を言いたいと思います。すまんかった。ありがとう。
俺は今後、趣味では映像制作に力を入れていきます。近い将来自主映画も撮りたいと思っています。その時は、役者としてぜひ血が滾の奴等に出演してほしいな!この前の映画祭も今回の血が滾も、かなりお客さん入ってた。この勢いで、富山をもっと盛り上げられたらいいと思います。映像と舞台でジャンルはちょっと違うけど、お互いこれからも頑張っていこう!
P.S. 前このブログに書いた武富士ダンスCMが、血が滾の初期、俺もバリバリ劇団員だった頃に作ったものです。もっかい紹介しておきます(^^)
武富士ダンスが好き
タイトルは「WAVE」。さびれた商店街にラジオ局を開設するっていう設定のコメディだったんだけど、かなり面白かった!特に前半の勢い溢れるドタバタ感、学生時代一番ノッてた時期の勢いを完全に取り戻してて、大いに笑わせてもらいました。劇団名のとおり、まさに「血が滾ってきたぜ!」って感じられる芝居になってたと思います。
それなりに人数出てたんだけど、そういうアマチュアの芝居って大体何人か「あ~、この人ちょっと下手くそだな・・・」って思う役者いるもんだけど(笑)、今回はそんな下手な役者がいなかった。みんないい味出してて息もピッタリ。特に、デブのオタク役の彼!見た目がかなりオタクっぽくて、そういう人ってあんな「いかにも!」って感じのオタク芝居をやりたがらないもんなんだけど、堂々と完璧なオタクを演じ切っていました。あのキャラは面白すぎた(笑)
ただ、後半は前半の勢いに比べて間延びするところがあったかな。後半シリアスなシーンが増えたから仕方ないんだけど、もっとテンポよく行ってほしかった。見せ場のセリフや芝居が「ちょっとクサすぎるなぁ」って感じたし、話の持って行き方にちょっと無理があってリアリティも薄かった。でも、全体的にはとても楽しませてもらいました。これからも血が滾の芝居を観に行くのが楽しみになった。
正直、俺が辞めて以降の血が滾、あまり面白いと感じない作品が続いた時期がありました。一時期はあんなに面白い芝居やってたのに何だよこれはって、ガッカリさせられた芝居もありました。で、そういう時に俺は、芝居だけを責めればいいのに「宇野津はもうおしまいかな」とか、人間性まで否定しにかかってたところがありました。でも昨日の舞台を観て、そう思ってしまったことをすごく反省しました。
芝居に限らずどんなジャンルの芸術でも、ってゆーかどんな仕事でもそうだけど、誰だって毎回いいものを100%出せる人なんていません。でも、作ろうとしない限り、作れないんです。失敗する可能性がありながらももがき続けて初めて面白いものが生まれます。俺はもう舞台に立ちたいとは思わないから、完全に観客として観ています。だからつまらない芝居をつまらないという権利はあるけども、面白い芝居を一生懸命作ろうと頑張っている奴等自体を否定する権利なんか、絶対ないんです。
今回宇野津は、こうして面白い舞台を俺たちに見せてくれた。最後の挨拶でちょっと感極まってたけど、あいつなりに本当に色々と思い悩んで、苦しんだことも多かったんだと思う。この場を借りて、お詫びとお礼を言いたいと思います。すまんかった。ありがとう。
俺は今後、趣味では映像制作に力を入れていきます。近い将来自主映画も撮りたいと思っています。その時は、役者としてぜひ血が滾の奴等に出演してほしいな!この前の映画祭も今回の血が滾も、かなりお客さん入ってた。この勢いで、富山をもっと盛り上げられたらいいと思います。映像と舞台でジャンルはちょっと違うけど、お互いこれからも頑張っていこう!
P.S. 前このブログに書いた武富士ダンスCMが、血が滾の初期、俺もバリバリ劇団員だった頃に作ったものです。もっかい紹介しておきます(^^)
武富士ダンスが好き